関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　明石市の東二見へタコ釣りに行ってきました。
　夏の間、あれほどにぎわったタコ釣りも、余りに釣れ過ぎて？食傷気味になったのか、釣り人の数はうんと少なくなっていました。
　僕がこの時期にタコ釣りに出かけたのは、わけがあるんです。もちろんイカ・タコ大好き人間ですから、釣って食べたいという欲望は捨てきれませんが、他にも理由があったのです。
　僕のアユ釣りの師匠であり、飲み友達でもあった元商社マンが、インドネシアのバリ島へ移住してから１０年近くが経ちます。その彼の奥さんと彼の友人である日本人のお医者さんが、大のタコ好きなんです。もちろんインドネシアにもタコはいますが、お二人とも明石のタコでないとダメというこだわりの人なので、そのためにわざわざ釣りに出かけたのです。
　小ダコが多かったのですが、なんとか１１匹釣ることができたので、現在、冷凍保存中です。このタコを持って１０月６日の夜から１週間、バリ島の高原にある芸術の町、ウブドへ行ってきます。
　もちろんアウトリガー付きの小さなカヌーですが、２日間、釣りをする予定です。今度は行ったことがない島東部の釣りなので、何が釣れるのか今からわくわくしています。また、結果は報告しますのでお楽しみに。