「イカがよお付きだしたから、でておいなるかえ」
京都府久美浜の池内釣具店のオーナー兼池内丸の船長でもある池内さんから電話をいただいて、心が騒ぎました。
というのも、去年、同じように電話をいただいて釣りに出かけたとき、型ぞろいのシロイカ(ケンサキイカ)が入れ乗りになったことを思い出したからです。
そんないい思い出があるので、今年はテレビで取材することにしたのです。が、現地に付いてみると東寄りの風が強くて、船が出せないかもしれないというのです。
出鼻をくじかれた格好ですが、しばらく様子を見ようということになりました。
1時間ほど様子を見ていると、少し風が落ちてきたようです。で、まだ波はあるけど出てみるかえ、ということになってあたふたと出船です。
沖へ出ると、風は落ちてきましたが波は残っています。大揺れの中でイカ釣りが始まりました。仕掛けを入れると、いきなり入れ乗りです。ダブルやトリプルで乗ってくるのですが、波が高くて、途中で触腕が切れて、3つ乗っていたのが2つになったり、2つ乗っていたのが0になったりで、バラしてばかりです。
でも、そのうちに波も治まってきて、ようやく本来の楽しいイカ釣りに…。
今年は、型は小さかったのですが、数はめちゃくちゃに多く、奈良の近藤さんと二人で200パイ以上釣ったと思います。こんなに釣れると、釣りというより漁に近いですね。ほんとに漁師になった気分でした。
”やおぉて旨い”シロイカは大人気で、あちこち配りまくったら、我が家の分が残り少なくなりました。また、釣りに行かねば…。
仕掛けは船長がこだわる仕掛けが良いのか
新聞 雑誌などの紹介の仕掛けが良いのか
分かりません
くま様
僕は、原則的には船宿の仕掛けというか、船長が勧める仕掛けを使うようにしていますが、少しその釣りに慣れてくると、基本は崩さず自分なりにアレンジしていますが、どんなもんでしょうかね。それがいいときと悪いときとがあるから、やはり答えは難しいかな。
仕掛けを作るのも釣りの楽しみの一つだから、それで納得していますが…。