関西の沖釣り名人今井浩次の「今日も釣り気分」｜関西最大級の釣り情報サイト「関西釣り百選」

鹿ノ瀬のハマチ？　いや、ツバスでしょう 2011年9月29日

永浜いりやさんの竿が曲がっています。エソを２匹釣った後なので、またエソ？と皆に言われています

　関西の釣り１２月号のロケで、淡路島の仮屋へ出かけました。船は、温厚な船長で知られる赤峯釣り船さんです。そして、　狙いは、小アジのエサを泳がせてノマセ釣りでハマチやカンパチの若魚、シオをしこたま？つってやろうという計画でした。
　ところがエサの関係からか淡路島の東側では青物の姿がほとんど見られないのです。そこで、朝一番に翼港でエサにする小アジをたっぷり釣って、明石海峡大橋をくぐり鹿ノ瀬へとやってきたのです。
　鹿ノ瀬では、ハマチが釣れるポイントに船が集結しています。ところが釣れるポイントがあちこち移動するのか、それにあわせて船も右往左往している感じです。
　鹿ノ瀬の核心部では釣れず、淡路島側へ移動してから食い出しました。竿先が突然、ブルブルと震えだして、そのあと一気に水面に突き刺さる暴力的な引きが、この釣りの魅力なのです。
　釣れたハマチ、いや４０㎝を超えるものが少なかったからツバスでしょう。そのツバスが１人４、５匹あて釣れたところで、今度は仮屋沖まで戻ってヒラメやシオを狙って見ましたが、こちらは不発でした。
　ツバスは、４０㎝までが大半でしたが、丸々と太っていて意外に脂が乗っていましたよ。赤峯船長の話では、今年は遅くまでイカナゴがいたので、それをたらふく食べて育ったから、よく太っているし脂も乗っているんだそうです。
　よく引くから釣るのは面白いし、食べても美味しいので、皆さんもイカがですか？。