和歌山県の有田川市を東西に流れる有田川の下流、田殿大橋近くからヘアピンカーブが連続する狭い農道を10数キロ走ると、標高587mの鷲ヶ峰の山頂にたどり着きます。
山頂には、風力発電用の大きな風車がそそり立ち、その周りは赤やピンク、可憐な白のコスモスが咲き乱れる公園になっています。
地上では、すでにコスモスが見ごろを迎えているので、少し遅いかなと思いつつ鷲ヶ峰コスモスパークへ出かけてみました。
気温は、100m高くなるごとに1度下がるといわれています。ですから標高600m近い鷲ヶ峰では、地上より6度近くも気温が低く、秋の訪れも早かったようです。
コスモスはすでに見ごろは過ぎていましたが、まだ、鑑賞にたえるほどは残っていました。そして、このときのコスモスよりすごかったのは、360度の一大パノラマでした。晴れた日には、遠く淡路島から四国の山並みが見渡せる素晴らしい展望台でした。