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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

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柳豊の柿の葉すし

 奈良でうまいもんゆうたら?。
 やっぱり、柿の葉寿司かな?。
 かつて、吉野川へアユやアマゴ釣りによく出かけていた当時は、吉野町の吉野川沿いにある総本家「平宗」で柿の葉寿司を食べて帰るのが唯一の楽しみでした。
 吉野川から奈良県の十津川へ通い始めたころは、西吉野町の城戸にあった「菊水」の柿の葉寿司がお気に入りで、弁当代わりによく買ったものですが、この店もいつのころからか店を閉めてしまいました。
 思い出に残る柿の葉寿司といえば、天川のアユの解禁日に泊まった民宿で食べた柿の葉寿司ですね。本当はひと晩漬け込んだ方が美味しいと言っていましたが、出来たてのご飯がほっこりした柿の葉寿司も、なかなか捨てがたい味でしたよ。
 そして今回、天川村の洞川で見つけた「柳豊」の柿の葉寿司も、機械化された柿の葉すし本舗◎◎◎の柿の葉寿司とは、ひと味も、ふた味も違うものでしたよ。
 「柳豊」の柿の葉すしは、名水ごろごろ水でお米を仕込み、銚子で水揚げされたサバを使ってひとつひとつ手作りしていますから、機械化されたものとひと味違って当然でしょうね。ほっこりしたご飯とよく脂が乗ったサバとがベストマッチという感じでしたね。
  10個入りで1100円でしたが、家人と二人であっという間に平らげてしまい、もっとほしいなと思ったほどでした。
 6月中は、柿の葉の代わりに朴(ほお)の葉で包んだ朴の葉すしがありますよ。
 

コメント

2011-11-19 12:52:50|k-5610

文豪 志賀直哉は、柿の葉寿司はお気に召さなかったのでしょうか?

奈良にもちょっとくらい美味しい物はありますよね。

2011-11-19 13:32:01|今井

 k−5610様

 そういえば、最近は「ならまち」あたりでも、ちょっとしたグルメブームとか…。茶がゆだけのイメージが変わりつつありますよね。