久しぶりに落語会に出かけました。
桂南光のたった一人の直弟子である桂こごろうの二代目桂南天襲名披露公演です。
桂こごろうは、大阪芸大の落語研究寄席の会OBで、唯一、落語家になった人物。大阪芸大は、我が家からもそう遠くない河南町にあり、いうなればご近所さん。そんな親近感もあって落語を聞きに出かけたのです。
公演は、午後2時から。大阪狭山市のさやかホールで開かれるので、少し早めに出かけて南海の大阪狭山市駅前にある鮨屋「一心」の暖簾をくぐりました。
適当に寿司をつまみながら、よく冷えた生ビールでご機嫌になって、最高のシュチュエーション?で落語会へ。
中入り前に桂雀三郎が「片棒」、口上の後は師匠の南光がおなじみの「鹿政談」、トリを務めた南天が汗をふきふき「青菜」を熱演しました。
三年前の「南光・こごろう親子会」で終演後、師匠に「彼に嫉妬をおぼえました」といわしむるほど成長した桂南天だが、また一皮むけて大きくなったような気がしました。