関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　瀬戸内の春は、イカナゴで始まる？。
　そうですよね。我が家でもそろそろイカナゴのくぎ煮を炊き始めるのかと思っていたのですが、家人は「まだ、値段が高いし…小さいから難しいのよ」といって、なかなかスタートを切ろうとはしません。
　そんなある日、嬉しいことに本場明石からくぎ煮が届きました。それも新子とフルセの２種類です。生姜たっぷりで煮込んだくぎ煮は、ほどよい味加減でビールのお供にも最高、ご飯も進みます。
　僕は少しは歯ごたえのあるくぎ煮が好きなので、新子でも少し大きくなってから作るようにしていますが、この日の新子は最高の煮加減、照りもよく出ていて美味しかったです。
　フルセは、やはり枯れた味がありますね。兵庫県の室津にある「炭屋」さんのフルセのくぎ煮が大好きなのですが、それに勝るとも劣らないいいお味でした。Ｗさん、ありがとうございました。（また、来年もよろしく）とは、厚かまし過ぎてよういいません。