毎日暑いですね。こう暑いと滝にでも打たれたら少しは涼しくなるかと考えたりします。そこで思い出したのが、この写真でした。
6月、奈良県の天川へアユ釣りに出かけたときに写したものです。
不動滝は、弘法大師ゆかりの滝といわれ、村人たちが高野山へお参りするとき、まず、不動滝に参ってから出かけたといわれています。
不動滝がある白井谷をさかのぼると、岩穴の中に弘法大師が彫ったといわれる仏像の形をした自然石があり、村人はそれを不動さんと呼んだ所から不動滝と呼ばれるようになったそうです。
また、すずかけの道とは、弘法大師が開いた真言密教の聖地、高野山と修験道の開祖、役行者が開いた聖地、大峰山の二大聖地を結ぶ街道の呼び名だそうです。名の由来は、街道を賑わせた修験者たちが持つ錫杖(しゃくじょう)の頭部に付けられた輪が出す音とも修験者の装束である篠懸(すずかけ)からきているともいわれています。