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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

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シマガツオ(えちおぴあ)

これがスズキ目シマガツオ科のシマガツオです。

これがスズキ目シマガツオ科のシマガツオです。

 福井県の小浜へ麦イカ釣りに出かけたとき、シマガツオを釣りました。特別に珍しい魚ではないのですが、普段の昼間は深い海にいることが多いので出会うチャンスがあまりないのです。以前に奄美大島で釣りをしていたときに釣り上げた記憶がありますが、それから15年近くも経っており、今回が2度目ということになります。
 シマガツオのシマは、島。この島には南方という意味があり、姿がマナガツオに似ているため南の海で取れるマナガツオに似た魚からシマガツオの呼び名が生まれたといわれています。以前、吉本興業が懸賞金をかけたマンザイウオもシマガツオの仲間です。
 そういえば今年の初めだったか大阪の某ラジオ番組に出演した知ったかぶりの釣り人が、吉本興業のマンザイウオの話をしたとき、仲間にはシマガツオという魚いると紹介していましたが「シマガツオはカツオの仲間ですか」という司会者の問いかけに、そうだと答えたのには、びっくりというより言葉を失いました。間違ってもシマガツオは、カツオの仲間なんかではありません。似て非なるものでもありません。くれぐれもお間違いなきよう。
 シマガツオは、日本近海だけでなく熱帯から亜熱帯の海に多く、夜間に浮上してきて小魚やイカを食べるそうです。これで麦イカ釣りの仕掛けにかかった理由がわかりました。 
 シマガツオといっても知らない漁師が多いのですが、エチオピアといえば、ああ、あの魚かという漁師が多いですね。エチオピアという呼び名には諸説あり、この魚がよく取れた1930年代、エチオピアの皇太子と日本人女性との間にロマンスが生まれ、それを記念してという説もあれば、この魚がよく取れた時期にエチオピア王国との外交関係が親密になったからという話もあります。
 この日、僕は2匹もシマガツオを釣ったのですが、あまり美味しそうに見えなかった(食べたことがない)ので放流してしまいました。ところが帰宅してから調べてみると、大型は程よく脂が乗っておいしい、とあります。しまったと思いましたが、すでに後の祭りでした。もう一度釣って、今度はぜひ食べてみたいですね。どんな味なのかな〜あ。

コメント

2010-05-08 08:11:08|あゆ

おはよう
ビックフィッシング見ました(^-^) 阪神さん面白かったです(^-^)
来週、12時24分からあるんですね(^-^) もしかしたらビデオ撮っとく時も、あります

2010-05-08 10:54:19|今井

 あゆ様

 ありがとう。和歌山は放送時間が遅いから、見るの大変ですね。

2010-05-08 16:09:28|あゆ

今井さんありがとう
大変です(^-^)
でも 頑張って見てまーす