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関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

«旨かった泉ダコ 須磨沖のマダイとキス»

ねむの木

ねむの木の花。東北では「ねむたぎ」、京都府では「ねふりのき」、九州では「ねむりこ」と呼ばれています

ねむの木の花。東北では「ねむたぎ」、京都府では「ねふりのき」、九州では「ねむりこ」と呼ばれています

 ねむの木の花が咲き始めました。ねむの木を分類すると、植物界・被子植物門・双子葉植物綱・マメ目・ネムノキ科・ネムノキ属のネムノキということになります。
 ねむの木を漢字表記すると合歓木となります。三重県にあるヤマハの施設、合歓の郷と同じ字ですね。東南アジアから日本まで広く自生している落葉高木で、荒れ地に最初に侵入するパイオニア精神旺盛の木です。
 日本ではネムとかネブと呼ばれますが、いずれも夜になると葉を閉じる(就眠運動)ことに由来するといわれています。サイパンやグァムなど熱帯地方に多い樹木で、150種近くあるといわれていますが、その中でねむの木だけが飛びぬけて耐寒性が強く、そのために温帯域の日本でも育つのですね。
 僕は、ねむの木の花が咲き始めると、夏が来たことを実感すると同時に酷暑の中で釣りをしたサイパン島を思いだします。

コメント

2010-07-02 08:13:12|富田林の釣り人

ねむの木は今井さんがお書きになっているように荒れ地に根をおろすようで、川原に枝を伸ばしてことが多いですね。
鮎釣りで油断すると、コイツに仕掛けを引っ掛けてしまうことがしばしば・・・

他の樹木ですと引っ張ったり、あおったりすると外れることもあるのですが、コイツだけは一旦仕掛けを絡め取ると絶対に離しません。
オトリを回収できる場所なら良いのですが、たいていはエレベーターのようにオトリを上下させた挙句に切るハメに・・
そんな苦い思い出の”ねむの木”ですが、木には何も罪はありませんね(笑)

2010-07-02 13:35:35|今井

 富田林の釣り人様

 ねむの木には、あまりいい思い出がないみたいですね。そういう僕もアユ釣りでは、頭上や後方に注意を怠って天井糸をよく引っ掛けます。一度目は根気よく外そうとするのですが、2度、3度となると、癇癪を起して引きちぎってしまいます。あれほど腹立たしいものはありませんね。そして、こういうアクシデントが多い日は、成績もさんざんです。