関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　和歌山県日高郡印南町。魚はイサギ、スイカやウスイエンドウの栽培で知られた人口８０００人余りの印南町に知る人ぞ知る名所があります。そこで、印南にアカイカ釣りに出かけたとき、その名所を覗いてみることにしました。

　名所は、ＪＲきのくに線の印南駅近くにあります。とりあえず駅近くまで車を走らせてみました



　駅の西側に大きな赤い橋があります。その橋のたもとにある御影石でできた欄干には、かえる大橋と彫られていました




　反対側の橋の欄干にも、同じように御影石でできた「いなみかえる五か条」なる条文がありました





　これだけでは、何が面白いのかよくわかりません。で、とりあえず車で橋を渡ってみました。でも赤い普通の橋です






　今度は、印南駅まで車を走らせ、車から降りて周りを見渡してみると、ありました。
　先ほどの赤い大きな橋は、親子ガエルの大きな橋です。親ガエルは両手で、両端の橋脚を支えているようです。その大きなカエルの上に子ガエルがちょこんと乗っている様子が、なんとなくほほえましいのです。Ｂ級スポットの一つだといわれていますが、そのユニークさは、かなり上位にランクされるでしょう。
　かえる大橋は、湯浅御坊道路の印南インターを出ると、印南漁港へ着くまでに左手の車窓から見ることができます。