待合水族館の前で・・・チビリ
ジェットフォイルで向かいます
三人は船内ではおとなしく
安田さんのNHK「日本釣りの旅」がちょうどやっていました
釣りを終えて岩風呂につかります
お刺身三昧
サザエの刺身
アワビの刺身
サザエの壺焼
アラカブの味噌汁
カツオ添え雲丹丼
おふくろと藤野さん
故郷
私の故郷は長崎県の壱岐。壱岐の島を知っている人・・・少ないと思います。
昔、いざなぎ-いざなみの景気のころからずっと国内観光で賑わってきた日本。その頃私は小学生。母、チサトは私が小学3年生の時民宿「水天荘」をはじめました。短歌が好きで「壱岐のつわ蕗」など書いています。好景気の名前イザナミとは、天照大神の父であり万物の始祖といわれる神様。その名前にちなんだ景気となったのも戦後日本がGDP世界第2位を誇る大国になる神がかり的な、そして永年続くと思われたその力がイザナギだったのでしょう。当時佐藤栄作首相が神道に信心深い人でもあったとも言われています。
オリンピックや万国博覧会の勢いがそこに表れています。昔の紅白歌合戦も国をあげて楽しんでいました。水天荘の由来は天照大神の水天宮（本社は東京都）からあやかっています。
壱岐は海産物が当然のように宝庫であり、釣り人も全国から訪ねてきます。小学生だった私が最初に目にした大物。キスの36.5�臓Ｌ噂匹猟爐蠅里�客さんが万歳をしていました。日本一だと。壱岐のツインズビーチで釣れました。またイルカ騒動が起きて壱岐発のイルカが沖縄の美ら海水族館やアドベンチャーワールド、鴨川シーワールドなどで活躍しています。自然だらけの島でいまだにヒラクチ（マムシ）がたまに出てきます。海では大型のアオリイカ狙いでお客さんが絶えません。磯マグロ、ヒラマサ、グレ、チヌとたくさんの釣り人が訪ねてきました。水天荘もその方々をたくさん招き入れました。
しかし今は年老いた母親にはちょっと大変。でも人に接していたことで気持ちは全く年を取らず、頭は冴えていて、何でも人より先にしてしまうあたりは何ら衰えていません。私はそんな母親が大好きです。このたび楽しい仲間内で「釣研ＦＧ」の総会に行こうということで段取りを組みました。どうせ行くなら「壱岐」に行こうと。
話は二つ返事で決まり。高速代が安くなって宮井さんと藤野さんとの三人で大阪を10時に出発し九州へは5時に到着。待合の水族館でちびり。ジェットフォイルに乗って壱岐の島へは一時間。ちょうどＢＳで「日本釣りの旅」をやっていて安田さんが出てありました。船はあっという間に到着。そのまま第三壱岐で磯渡し。釣果とその活躍ぶりは関西のつり10月号グラビアでお目にかかりましょう。
釣りを終えて我が家の岩風呂に浸かります。九州では「気持ちん良か〜」と言います。そして壱岐の活け魚料理に舌鼓です。石鯛、真鯛、本鰹、ヒラマサ、カンパチ・・サザエ、アワビ、ウニ。もう最高です。壱岐の自慢の麦焼酎で弾みが出ます。大人になって初めて食べた雲丹。今はカツオと一緒にご飯の上でうに丼でいただきますす。アワビも最高でした。
宮井さんも気に入ったガシラ（アラカブ）の味噌汁。表現は難しいが切れのある甘み、それなのにすきとおったさっぱり感。味噌汁にこんな表現しないですが、まるでお酒を吟味するかのように奥の深い味わいはきっとうちの母だけの旨さ（巧さ）かもしれません。感謝します。あ〜幸せ。お母さんありがと。いつまでも元気でね。
お母様、とっても、お若い！！
山口さんは、子供の頃から、こんな美味しい物を食べてたのですね
お母様譲りなのかぁ〜と、山口さんの、お世話上手も納得です♪
makoサンこんにちは。母親は昔からこんな感じです。おいしいものは母親が「民宿」をやってからですが、雲丹は大きくなってからなんです。
壱岐は魚も安いですからたくさん頂けるのです。ほんまは釣り師は買う必要はないのでしょうけど。みりん干しや以下の一夜干しは壱岐の鮮魚店から取り寄せて食べています。