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8月1日は、大阪府富田林にあるPL教団が毎年開いている花火大会の日です。堺市の東の端にある我が家は、ベランダから花火観賞ができるので、毎年、娘たちが孫を連れてやってきます。今年も愛媛県松山市に転勤になった末娘が孫を連れてやってきました。同じ堺市に住む長女も孫二人を連れてやってきました。
ふだん静かな我が家もこの日ばかりは戦場のようです。
やがて孫たちに囲まれて花火大会が始まりました。
ところが…。
この日は、あいにく東風です。この風が吹くと打ち上げられた花火の煙が、我が家の方を向いてどんどんやってきます。ですからきれいに見えたのは、最初のうちだけでした。後半は、煙がたまりほとんど見えなくなってしまいました。この日、PL学園は高校野球の大阪大会で優勝し、甲子園出場が決まったばかりでした。きっと華やかな花火大会になるだろうと期待していたのに、残念でした。
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後半は煙に隠れてこんな状態でした |
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打ち上げ位置が少し変わったのか電柱までもが邪魔をします |

和田相談役がつきっきりで孫のリュウ君の釣りの世話をしています

やりました、アジがダブルでかかっています

和田さんが釣り上げたアコウ

塚本さんが釣り上げたのは、さらに大きな40cmオーバーのアコウ

ようやく日が暮れてきました。これからがマイカタイムです

まだ明るいうちに釣れた胴長が30cmを超えるマイカ

これでもまだサイズがいいほうです
2日の日曜日、阪神沖釣クラブのメンバーと福井県の日引へ出かけました。おいしいマアジとマイカのリレー釣りです。同じ魚がたくさんあるより、違った魚がいろいろある方が、釣るもの面白いし食べるのも変化があって嬉しいものです。
この日はクラブ員が6人と和田相談役のお孫さん、リュウ君が加わって7人で出船しました。まず、日引沖の魚礁を転々と探りながらアジ釣りです。時折、30cmを超える大型も混じりましたが、平均サイズは25、26cmで叩きにすると美味しそうなサイズばかりでした。
アジはほどほどに釣れましたが、圧巻はやはりアコウでしょう。釣れたアジを泳がせて狙っていた和田相談役が最初に30cmオーバーのアコウを釣りあげました。いいな、いいな、うらやましいな、といっていたら、今度は塚本副会長が40cmオーバーを釣りあげたのです。アコウは、狙ってもなかなか釣れない魚で、しかも夏が旬、今が一番おいしい季節なのです。食いしん坊がそろったクラブですから、このあたりは抜け目がないんです。まいりました。
アジは、夕方の6時過ぎまでやってざっと25匹ほど。正面崎の彼方に日が落ちたところで若狭高浜の沖へ移動して、マイカ釣りが始まりました。
まだ、周りは明るいのでマイカは釣れないだろうとゆったり構えていたら、いきなり胴長が30cmを超えるマイカが上がったのです。
これはミスったとばかりあわてて仕掛けを下したのですが、柳の下にいたドジョウは1匹だけでした。
日がとっぷり暮れてからようやくマイカが乗り始めました。仕掛けにつけたイカスッテは10本、大きさは2・5号で、どれがいいかわからないから10本すべて種類の違うものをつけておいたのです。この日は蛍光ボディの紅白のスッテに割合よく乗りました。ただ、型があまりに小さすぎて(胴長10〜15cm)釣りごたえがないのです。午後10時半の沖上がりまでに20パイ近くは釣りましたが、刺身サイズは2匹ほどしかいませんでした。
この日は岸よりの浅場で釣りましたが、沖へ出れば胴長30cmを超える大型が釣れているそうです。
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やtりました!68cmの鳴門ダイ |
永年の飲み友達であり釣友でもある吉田正則さんと、徳島県の鳴門へタイ釣りに出かけました。春の産卵後のマダイは”麦わらダイ”と呼ばれ猫またぎなのですが、そろそろ太り始めて味も良くなるころだと鳴門を選んだのです。
仕立て船、松義丸の松岡義治船頭は、堂浦でも五指に入るといわれる名船頭。すべてお任せでも必ず釣らせてくれるから安心です。以前、春まだ浅き季節に旅の雑誌の取材で鳴門へ出かけたことがありました。鳴門ダイの取材でしたが、乗っ込みの季節には程遠く、どこの船宿にお願いしても、まだマダイは釣れんと、けんもほろろに断られたのです。それを快く引き受けてくれたのが松岡船頭でした。そして、約束通りマダイを釣り上げてくれたのです。以来、彼の腕には全幅の信頼を置いています。
この日は、午前5時過ぎに孫崎の沖からスタートしました。四季を通じてマダイが釣れるポイントなのですがアタリがありません。今度は、もっと西寄りのポイントを流してみます。ここで初めてアタリがありました。一番下のハリにつけたウタセエビの餌に50cmほどのハネが飛びついてきたのです。そのあと45cmほどのマダイも追加しましたが、吉田さんにはアタリがありません。
彼とは永遠のライバル、口には出しませんが釣りのときはいつも競争です。そして、いつも先手を取られて悔しい思いをするのですが、この日はどうしたのでしょうか?。
僕が68cmのマダイをあげて絶好調宣言をした直後に、ようやく吉田さんにもエンジンがかかりました。マダイ、ハネ、マダイとアタリが続いて激しく追い上げます。
だが…。そのあと潮止まりに入ったので、鳴門海峡のど真ん中まで出て流しましたが、それぞれが小型のマダイを数匹追加しただけで、この日の釣りは終わりました。マダイは二人で8匹、50cmほどのハネが3匹混じりました。
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吉田さんの竿がよく曲がっています |
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上がってきたのは50cmほどのハネでした |
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ちょっと苦労しましたが、68cmのマダイが船頭のタモに収まって、ほっとした瞬間 |
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後半調子を上げた吉田さんにも50cm近いマダイが… |

大鳴門橋です、潮の速いのがわかるでしょうか?

橋の真下から内部構造が見学できます

橋の下にある観潮場所

岬への道すがら、高砂百合が満開でした
今まで何十回となく(そのほとんどが釣りですが)大鳴門橋を渡っていますが、大鳴門橋のたもとにある鳴門公園や淡路島の最南端、鳴門岬には行ったことがありません。渦潮見物は、今からウン十年前に一度、観潮船に乗って見たことがありますが、そんなことをわざわざしなくても、鳴門海峡で釣りをしていると、観潮船で見るよりももっと迫力のあるうず潮がいくらでも見物できるからです。
わずか5トンほどの仕立て船が渦を突っ切っていくのですから、その迫力たるや…、渦に巻き込まれないかと心配になるほどです。
そんな経験もあって鳴門公園にも、鳴門岬にも行ったことがなかったんもですが、先日、鳴門へタイ釣りに出かけたとき、ふと思いついて鳴門岬へ行ってみたのです。潮の小さな日だったので渦潮は見られませんでしたが、大鳴門橋の真下に入れるので、橋の構造や周りの景観が楽しめます。駐車場も公園内もすべて無料ですから、気が向いたときに、ぜひ一度お出かけください。

ここがメーン会場になります

受付を始めると行列が…

あと一息でフィニッシュ

お父さんも大奮闘

仕留めたのは70cmぐらいのカンパチ

40cm オーバーのイシダイを仕留めた子供も

女の子が青物の引きに耐えています

やりました、70cmを超えるメジロです
サンテレビ主催で、夏休み恒例のファミリー釣り祭りが、今年も南あわじ市の福良湾にある釣り堀「じゃのひれフィッシングパーク」で開かれました。
毎年、ビッグフィッシングのレギュラー陣がこぞって参加し、子供たちのために釣りのお手伝いをさせていただく日なのです。どこにいっても大人気のオール阪神さんに、アシスタントの朝宮真由さん、料理とパーフクト情報担当の安陵真理子さんなどサインや記念撮影に引っ張りだこです。
この日の参加者は170人。子供たちのための催しですから親子か子供づれしか参加できません。応募を始めると1日で定員に達するほどの人気だったそうです。
朝の時合いは、マダイの入れ食いから始まりました。文字通りいれたら食う状態が20分ほど続いたでしょうか、この間に7、8匹釣りあげた親子連れもいましたが、仕掛けをもつらせたり、タナが合わなかったりでマダイボーズの組もいました。その代りマダイより美味しいシマアジを釣り上げていましたが…。
マダイの食いが止まると、少し間をおいて青物の放流が始まります。もちろんいけすの中には、まだ沢山のメジロやカンパチがいるのですが、釣れ残った青物は警戒心が強く、何かきっかけがないと食いだしません。
ところが何匹か青物を放流し、誰かが釣り上げると、それがきっかけになって居残りが食いだすのです。不思議ですが新たな闖入者が居残りの魚のテンションを高めるのでしょうか。
この日の青物はメジロとカンパチが主役でしたが、大きいものは80cm近くあるため、悲鳴を上げながらリールを巻く子供たちの顔がとても可愛く印象的でした。これで釣り好きになってくれたらいいな…。
釣りのあとは、おいしいBBQで締めくくり、正午過ぎに解散となりました。
- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
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