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久しぶりに昔の飲み仲間と再会。新世界へと繰り出しました。
串カツの有名店をちらりと眺めつつ、先へ進みます
じゃんじゃん横町の看板を見やりながら
横町をずんずん進んで
ビリケンさんの足をなでつつ
山王の信号を越えて、動物園前一番街と書かれた商店街の中へ
歩くこと50m、お目当てのお店がありました
店内はこんな感じ。ネタケースにはキンキやノドグロ、水槽にはヒラメやトラフグ、ウマヅラハギなどが泳いでいました
名刺には
創業50年 江戸前にぎり
「すし寛」
安くて、おいしくて、いいお店でした
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こんなメバルも釣れたのですが、数が… |
ようやく大阪湾や瀬戸内の釣りは、メバル一色になってきましてね。
春の陽気に誘われて?でもないのですが、先日、泉佐野の海新丸に出かけました。
午後2時出船で、日が暮れるまでは淡路沖の魚礁でデカメバルを狙い、日が暮れてから神戸沖で半夜釣りという計画でした。
この日は潮が悪かったのか、淡路沖の水深50mの魚礁ではほとんどアタリがなく、デカメバルの代わりにデカガシラが釣れただけで、神戸沖へ移動しました。
神戸沖では、最初、エサ釣りでやっていたのですが、アタリが少ないし釣れても放流サイズが多かったので、途中からサビキ釣りに変えたのですが、どうやらこれが裏目に出たようです。
サビキ仕掛けに換えた直後からエサ釣りでメバルが食い出したのです。それも型のいいのがボコボコと…。意地を張らずにもう一度仕掛けを換えたらよかったのですが、最後までサビキ仕掛けにこだわったため、釣友に大差をつけられてしまいました。
こういうときは、素直にならないとダメですね。
アート魚拓、游水の谷口岬人先生から奄美大島のお土産です、といただいたのが写真の巻貝です。
どこか見おぼえがあるような…とひとつ手にとって、はたと気づきました。
これって、チャンバラ貝やんか。
和歌山県の日高町にある居酒屋でも食べたことがあるし、確か高知市内の屋台でも…。
思い出が甦ってきました。紀州のガンガラ(シッタカ)と同じように、暖かい地方の居酒屋に行くと、ビールのおつまみにどんぞ、といった感じで出てくる貝ですよね。
で、調べてみました。
スイショウガイ科の巻貝で、西太平洋の熱帯から亜熱帯に分布する貝だそうです。静岡ではトネリ、三重ではカマボラ、奄美大島ではドビンニャ、沖縄ではコマガイ、そして高知ではチャンバラ貝と呼ぶそうです。
なんでチャンバラ貝なんやろうと、不思議に思っていたのですが、確かに貝の蓋の部分が鎌のようになっていて、これを刀に見立ててチャンバラ貝というんかな、と漠然とは思っていたのですが、当たらずとも遠からじでした。
ある文献には
蓋は三日月型で外側に鋸歯があり、人に捉えられたとき、蓋の付いた足で空を蹴る動作をする。それを刀を振り回す様に見立ててチャンバラ貝と呼ぶ。
これで納得しました。
そして、いただいたチャンバラ貝は塩ゆでにして美味しく頂きました。
南の海の暖かさを感じる味がしました。
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土佐堀川の夕景を見ながら北新地へ |
昨日は、昔の仲間たちと久しぶり?に北新地へ繰り出しました。
スタートに選んだお店は、素材の良さで勝負する船大工通りの「月波」です。
ここのお店のすごさは、日本各地から仕入れる稀代の一品でしょうね。
昨日は、徳島産の20kg余りのクエや、5kg近くあるメヌケ(アコウダイ)、宮崎産の1kg近いアワビに浜坂産のタグ付きのズワイガニ、3kg近くあるイセエビなど、それは見事な食材がそろっておりました。
とれとれの生ワカメとっしょに、さっと湯びいいたアワビは、ほのかに磯の香りがして歯ごたえが絶妙で、絶句しました。メヌケだけ食べませんでしたが、タグ付きのズワイガニは焼きガニに、イセエビは造りにして北海道産のウニ添え、銀杏入りのフグの白子も絶妙でした。そして、締めにいただいたのがクエのしゃぶしゃぶ。ぞうすいまで完食して、プチ贅沢の新地の夜は幕を閉じたのです。
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とりどりの前菜です |
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お酒は、奈良の春鹿からスタート |
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刻んだ銀杏入りのフグの白子 |
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ウニ乗せのイセエビとアカ貝の造り |
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造り盛りはオニオコゼと豊後水道のアジ |
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浜坂産のズワイガニは焼いていただきました |
雨ですね。
よく降りますね。
春は、ひと雨ごとに暖かくなるといいます。
この雨があがったら、
もっと暖かくなるのかな?。
我が家の近くで梅が咲き始めました。
梅さけど 鶯啼けど ひとり哉 小林一茶
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 服部嵐雪
どちらの句がお好きですか?。
一茶の句は、一人身の侘しさが伝わってきますよね。
やっぱり暖かさがほしいなぁ。
そうですよね、嵐雪さん。
梅の写真を撮っていたら、梅林へ出かけたくなりました。
奈良県五条市の外れにある賀名生(あのう)の梅林へ出かけようと思ったら
今年は開花が遅れていて、まだ咲いてないんだって。
泉南の金熊寺の梅林も、まだつぼみだそうです。
今年の梅は、一気に開花するのかなぁ。
そんなときに出かけたら、きっときれいだろうな。
楽しみにしてます。
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- 今井浩次 プロフィール
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1944年兵庫県尼崎市生まれ。
週刊釣りサンデー元取締役編集局長。沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。
サンテレビ「ビッグフィッシング」の解説者。その他、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。
プロフィール詳細へ
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