僕が敬愛するお酒のソムリエ「花狩人かとう」のオーナー、加藤悦男さんからお酒が届きました。
静岡県焼津市の小川港に近い鰯ケ島に蔵がある「磯自慢」です。海の近くに蔵がある醸造所のお酒は、魚によく合うというのが加藤さんの持論です。ですから魚料理がメーンの「花狩人かとう」には、常に「磯自慢」が置いてあって、つい先日も頂いて帰ったばかりでした。
でも、今回の磯自慢は、初めてお目にかかる代物です。
グラッバーボトルに入ったそのお酒は
愛山大吟醸50 磯自慢
50というのは精米歩合で日本酒度などの表記はありません。
ラベルには、稀少米、特A地区吉川産の愛山を100%使用とあります。大井川の伏流水を使い米と米麹だけで仕込んだお酒です。
幸いにもお酒が届いたその日は、前日に釣って帰ったタチウオが冷蔵庫に控えておりました。そのタチウオを肴に「磯自慢」を頂くことにしました。タチウオはバリ島産の天然塩を振ってシンプルな塩焼きにしました。
そんなタチウオの塩の余韻が残る中でお酒を含んだせいでしょうか、最初は少し甘く感じました。吟醸香と一緒に旨さと甘さがないまぜになって、わっと口の中に広がる感じがしました。でも、それも一瞬です。 のどの奥へ流し込むと、不浄のものを洗い流してくれるような爽快感とともに消えていきます。
これだけの旨みを感じさせながら、切れの良さはさすがです。
二杯目は、すっきり頂きました。しっかり冷えた状態だと、旨みだけを残してすっと喉を通っていきます。
三杯目は、少し時間をおいていただきました。グラスに注いだお酒が少しだけぬるまってくると、一段とお酒が華やいでくるのです。美味しくなってくるのです。これぞ日本酒が持つ旨さだ、そんな気分にさせてくれるお酒でした。
特A米、愛山を使って仕込んだお酒はもう1種類あって、そちらはグラッバーブルーボトルで愛山純米大吟醸 中取り と表記されており、精米歩合も40%だそうです。これも一度飲んでみたいのですが、限定品だけになかなか手に入らないようです。
さて、静岡県の焼津といえば、つい先日、大地震があったばかりです。しかも焼津市は確か震度6弱だったはずです。蔵は大丈夫だったんだろうかと心配していたら、偶然にも磯自慢酒造の社長がテレビでインタビューに答えており、東海沖の地震を想定して地震対策をしてあるので、被害はほとんどなかったという話でした。
これでまた美味しい「磯自慢」が飲めると、ほっとしたのでした。
静岡県焼津市の小川港に近い鰯ケ島に蔵がある「磯自慢」です。海の近くに蔵がある醸造所のお酒は、魚によく合うというのが加藤さんの持論です。ですから魚料理がメーンの「花狩人かとう」には、常に「磯自慢」が置いてあって、つい先日も頂いて帰ったばかりでした。
でも、今回の磯自慢は、初めてお目にかかる代物です。
グラッバーボトルに入ったそのお酒は
愛山大吟醸50 磯自慢
50というのは精米歩合で日本酒度などの表記はありません。
ラベルには、稀少米、特A地区吉川産の愛山を100%使用とあります。大井川の伏流水を使い米と米麹だけで仕込んだお酒です。
幸いにもお酒が届いたその日は、前日に釣って帰ったタチウオが冷蔵庫に控えておりました。そのタチウオを肴に「磯自慢」を頂くことにしました。タチウオはバリ島産の天然塩を振ってシンプルな塩焼きにしました。
そんなタチウオの塩の余韻が残る中でお酒を含んだせいでしょうか、最初は少し甘く感じました。吟醸香と一緒に旨さと甘さがないまぜになって、わっと口の中に広がる感じがしました。でも、それも一瞬です。 のどの奥へ流し込むと、不浄のものを洗い流してくれるような爽快感とともに消えていきます。
これだけの旨みを感じさせながら、切れの良さはさすがです。
二杯目は、すっきり頂きました。しっかり冷えた状態だと、旨みだけを残してすっと喉を通っていきます。
三杯目は、少し時間をおいていただきました。グラスに注いだお酒が少しだけぬるまってくると、一段とお酒が華やいでくるのです。美味しくなってくるのです。これぞ日本酒が持つ旨さだ、そんな気分にさせてくれるお酒でした。
特A米、愛山を使って仕込んだお酒はもう1種類あって、そちらはグラッバーブルーボトルで愛山純米大吟醸 中取り と表記されており、精米歩合も40%だそうです。これも一度飲んでみたいのですが、限定品だけになかなか手に入らないようです。
さて、静岡県の焼津といえば、つい先日、大地震があったばかりです。しかも焼津市は確か震度6弱だったはずです。蔵は大丈夫だったんだろうかと心配していたら、偶然にも磯自慢酒造の社長がテレビでインタビューに答えており、東海沖の地震を想定して地震対策をしてあるので、被害はほとんどなかったという話でした。
これでまた美味しい「磯自慢」が飲めると、ほっとしたのでした。
今井さま
驚きです。今井さまも磯自慢のファンだったとは・・・。実は僕も15年前から楽しんでます。僕の磯自慢との出会いは羽曳野市にあるうどん屋さん「釜竹」でした。ここのうどんはとにかく美味しくうどんが食べたくなると必ず出かけます。脱サラのご主人が一念発起して開業したうどん屋さんで財界やマスコミにもファンが多いようです。うどんのメニューは「釜揚げ」と「ざる」のみ。とくに釜揚げは絶品です。さぬきうどん、吉田うどん等など食べ歩きましたがここをしのぐうどん屋さんはみあたりません。ご主人の小麦粉、カツオ、水などの素材へのこだわりは尋常ではありませんが、同時に店内においてある日本酒へのこだわりもすごいんです。磯自慢や明鏡、十四代・・・種類も豊富なのですが、驚くのはその日本酒の管理方法です。お酒を注いだ後、酸化を防ぐためワインでよくやるように一瓶一瓶、空気を抜いて保管するんです。お酒のあては日によって変わりますが、うるめ鰯かちりめんじゃこの山椒煮です。結構有名なうどん屋さんなのでもうご存じでしょうか?
OT職人様
僕の釣りサンデー時代の後輩が羽曳野市に住んでいて、そのうどん屋さんの話を聞かされたことがあります。うどんだけでなく、お酒もそんなに凝っているなら、ぜひ一度行ってみたいですね。我が家からだと30分もかからないかも。あっ、お酒飲むんだったら車ではいけないですね。近鉄の駅から近いようなら、電車で…。
今井様
僕はお節介な方ではないですけど釜竹のことに関しては別です。一人の粉好きとして、一人の日本人として、ぜひこの釜竹の釜揚げだけは食べてみてください。絶品ですよ。でも、最近、御主人と話しましたが御主人いわく「昔ほど多く良い麺が打てない。品質を落としたくないから数多く作れない。」とのことで最近は昼11時から14時開業になってしまいました。今までは夜までやってくれたんですけどね。
OT職人様
ありがとうございます。何とか機会をつってぜひ一度、行ってみたいと思います。僕も粉もんは大好きですが、ラーメンよりはうどん派ですから、是非にも…。