中国の厦門で開かれた亜細亜国際友好釣魚大会は、いよいよ最終日を迎えました。初日は全員がボーズだった日本チームは、雪辱を期して釣り場へと散りました。僕は亜細亜釣魚連盟の理事、吉田正則さんとペアを組んでいたのですが、初日によく釣れたAゾーンの釣り座に当たりました。
釣り座になった桟橋は、コンクリート製の柱を海へ打ち込んで作ってあるのですが、どうやら魚は、その柱周りにいるようです。長い竿で難儀しながら柱周りを狙ってみたのですが、そう簡単に釣れるものではありません。ところが、隣で竿を出していたのが釣り仲間の玉置さんです。
玉置さんが狙っているのは、張り出した桟橋の陰になった部分。よく船の下など暗い場所に魚がいつくのと同じで、放流された魚も暗い場所がお好きなようです。桟橋の下に張り巡らせたネット際にウキが流れていくと、かならずといっていいほどアタリが出て、30cmほどのマダイが入れ食いなのです。
そこで、われわれ3人がローテーションを組んで、一人が釣りあげたら場所を変わり、それぞれが入れ食いの楽しんだのでした。ここではマダイばかりでしたが、14、15匹は釣れたと思います。しかし、2時間ごとに釣り座を変えるルールがあって、何時までも同じ釣り座で竿を出せません。2ラウンドめはBの釣り座から竿を出しました。
Bの釣り座でもマダイやチヌが釣れたのですが、Aの釣り座ほどではありません。そして2時間後にCの釣り座へ。
初日も竿を出した場所なので、半分諦めていたのですが、生きたエビをむき身にして遠投し、じわじわと引きずりながら誘ってくると、ヒゲダイやチヌが食ってくるのです。それを見て周りの釣り人も、同じような釣り方を始めました。それが可笑しくて、一人でほくそ笑んでおありました。
最終日は、マダイやヒゲダイ、チヌと10匹以上の釣果で満足したのですが、これが天然魚ならもっと嬉しかったのに…。いくら大きくても尾びれの擦り切れた魚では、嬉しさも半分なり、というのが正直な感想でした。
釣り座になった桟橋は、コンクリート製の柱を海へ打ち込んで作ってあるのですが、どうやら魚は、その柱周りにいるようです。長い竿で難儀しながら柱周りを狙ってみたのですが、そう簡単に釣れるものではありません。ところが、隣で竿を出していたのが釣り仲間の玉置さんです。
玉置さんが狙っているのは、張り出した桟橋の陰になった部分。よく船の下など暗い場所に魚がいつくのと同じで、放流された魚も暗い場所がお好きなようです。桟橋の下に張り巡らせたネット際にウキが流れていくと、かならずといっていいほどアタリが出て、30cmほどのマダイが入れ食いなのです。
そこで、われわれ3人がローテーションを組んで、一人が釣りあげたら場所を変わり、それぞれが入れ食いの楽しんだのでした。ここではマダイばかりでしたが、14、15匹は釣れたと思います。しかし、2時間ごとに釣り座を変えるルールがあって、何時までも同じ釣り座で竿を出せません。2ラウンドめはBの釣り座から竿を出しました。
Bの釣り座でもマダイやチヌが釣れたのですが、Aの釣り座ほどではありません。そして2時間後にCの釣り座へ。
初日も竿を出した場所なので、半分諦めていたのですが、生きたエビをむき身にして遠投し、じわじわと引きずりながら誘ってくると、ヒゲダイやチヌが食ってくるのです。それを見て周りの釣り人も、同じような釣り方を始めました。それが可笑しくて、一人でほくそ笑んでおありました。
最終日は、マダイやヒゲダイ、チヌと10匹以上の釣果で満足したのですが、これが天然魚ならもっと嬉しかったのに…。いくら大きくても尾びれの擦り切れた魚では、嬉しさも半分なり、というのが正直な感想でした。