大阪グレトーナメント決勝大会勝浦に向かう
土日で開催された大阪グレトーナメントに向かう道中のお話。
オーシャンアロー号が新大阪から新宮までを約3時間20分ほどで走ります。
釣り具メーカーの方と御一緒させていただき、初めて勝浦まで電車で行きました。
今回の私の立場としては雑誌投稿の文章の作成と写真撮影の依頼からお世話になることになりました。
今回の釣り大会もそうですが毎年不順な天候に当たる確率が高く、今回も南西風のきつい日となりました。
この土曜日にやっとこの特急列車が運行するようになりまして、電車そのものはスーパー黒潮の車両。
それでも車内は空間を上手く使ってあり、結構快適です。
天王寺から電車に乗って早速買っていただいた天むす弁当を頂きました。横目に窓を打ちつける雨が何とも気になります。
午後になって徐々に雨脚がきつくなり、道程の中間点の田辺、白浜ではとうとう30分、その場にとどまることになりました。風の影響です。JRのアナウンスで「強風により線路等の確認・・」とありましたが、9月に起きた台風洪水を思いだします。
一番気になるのがこの同時間帯に勝浦の磯で大阪グレトーナメントの1回戦から3回戦までを予定してます。
北西の風ならおそらくやれるでしょうけど、南西の風なら波が回り込んでたとえ湾内でも厳しいかも・・・と思っていたら案の上、撤収。
船頭さんも大変やったと思います。2時間かけて回収したと・・・。選手もパンツの中までずぶぬれになったと聞きました。
勝浦はいい温泉があるので、選手は昼にはすでに磯上がりして温泉で体を温めたということで一安心しました。
電車のほうはちょこ停を繰り返し、特に、富田、日置、田並、和深、田子あたりは頻繁に停まります。古座側の手前ではまた30分ほど停車し、延べ1時間半の遅れが生じました。
勝浦に到着するとホテル浦島の方々が勝浦観光組合の方々が列車で到着するお客様を労いながら笑顔で迎えてくれます。
勝浦の観光もいま非常に厳しい状況、客足が少ないのです。地元では一生懸命のサービスをして頑張っておられます。
普通であれば列車も快適なので、是非とも大勢の方に行っていただきたいと思います。
勝浦の雨は夜半には完全に止むということで、大会の予定は大きく変えざるをえませんでしたが、会場全員の一致で予定変更し、決勝大会を行うべく、前夜祭は進行されました。