淡いピンク色のプロペラのような形をしたものは何でしょうか?。
知っている人は、相当?な植物通ですね。答えは、イロハモミジの果実です。プロペラにも竹トンボにも見えるこの果実は翼果と呼ばれ、1・5㎝ほどのつばさがあり、夏から秋にかけて実が熟すと風に飛ばされてテリトリーを広げるのです。
右の写真は、イロハモミジです。日本では最もポピュラーなカエデの仲間ですね。秋の紅葉が見事です。綾部市の安国寺を訪れたときに見つけました。安国寺の境内にはイロハモミジの巨木が何本もあり、秋の紅葉シーズンに訪れたら、きっときれいだなと思いつつお寺をあとにしました。