関西の沖釣り名人 今井浩次の「今日も釣り気分」

　２７日の土曜日、仲間に誘われて西宮市の鞍掛町にある灘のお酒「白鷹」の工場を訪ねました。
　お目当てはもちろんしぼりたての新酒の利き酒会です。阪神の西宮駅に集合したのは、もちろんお酒大好き人間ばかりで１３人余り。ぞろぞろとつらなって白鷹の工場へと向かいました。

　今シーズン最後の利き酒会とあって、会場には３０人を超える参加者がいました。やはり年輩の方が多かったですね。どこの酒造会社でも同じですが、お酒の作り方のビデオを見てから工場見学です。
　そして、そのあとがお楽しみの利き酒会でした。

　白鷹禄水苑にあるホールに集まって、ここでしか飲めないというしぼりたての新酒をいただきました。”たれくち”と呼ばれるしぼりたてのお酒ですから水で薄めておらず、アルコール度数も２０度あります。辛口のお酒といっていましたが、原酒ですから味が濃く、少し甘く感じましたが、あと口は悪くありませんでした。
　お酒はこれ１種でしたが、飲み放題とあって、ついつい杯を開けてしまい、昼間から酔っぱらってしまいました。

　白鷹の後は、梅田へ出て寿司博士の異名をとる仲間のＤさんの案内で、桜橋に新装オープンした　赤石「鹿ノ瀬寿司」で再びお酒とお寿司で盛り上がりました。美味しかったし、久しぶりに楽しい会でした。

　和歌山県潮岬の灯台下でグレが釣れていると聞いて、和深の船波港へ出かけました。寒グレはほどよく脂がのって刺身やグレ鍋にすると最高ですし、本当は尿酸値を上げるのでよくないのですが、魔味と表現したくなるほどに旨い白子が食べたかったからです。

　船は、おしゃべり好きの若船頭が操船する栄光丸です。白々明けの港を後にして潮岬へと向かいました。
　ポイント到着は午前７時前、すでに10数隻の船が流し始めています。その中へ割って入って釣りが始まりました。
　ところがポイントが小さいのか、一流しが２、３分で終わってしまうのです。ですから船長の合図とともに仕掛けを放り込まないと、ポイントを通り過ぎてしまいます。
　３度目の流しから釣れ始めました。この間に写真を撮っておこうと竿を置き、舳先だトモだと走り回ります。そして、ようや写真が撮れて釣りを再開したころには、地合が終わりかけていました。おまけに、ここで仕掛けをもつらせて、それをほどいている間にもどんどん地合が過ぎ、ようやく２匹目をゲットしたころには、潮が止まりグレも口を使わなくなりました。

　この日は、思ったほど潮が流れず食いが立ったのも短時間で、竿頭でグレは６匹でした。僕は２匹のままで終了。それも３２、３３㎝の小型だったので、お目当ての白子は無理のようです。

　グレの地合いが終わったので、和深沖へもどってマダイやアカイサギを狙いました。マダイは４０㎝オーバーをあげた人もいましたが、僕は３５㎝のマダイが１匹で打ち止めとなりました。
　

　５日の金曜日、久しぶりにＮＨＫのラジオに出演しました。２月にも出番があったのですが、国会中継が延びて中止になったので約２か月ぶりの出演です。夕方の４時から始まる「関西ラジオワイド」のコーナーで、市町村便りの後に約１０分間、釣りや魚のことをしゃべっています。今回はヤリイカの話でした。
　
　ＮＨＫの放送が終わった後、ぽかぽか陽気に誘われて、ちょっと遅いかもしれないけど大阪城公園にある梅林まで足を延ばしてみました。ＮＨＫからだと１５分も歩けば到着します。
　人出はまばらでしたが、まだ、きれいに咲いている木もちらほら。白梅は盛りの過ぎたものが多かったのですが、紅梅はほぼ満開という木が結構ありました。
　天気が良くて暖かく、歩くのが少しも苦になりませんでした。この日の歩行距離は約７㎞、結構いい運動になりました。

　５日の金曜日、久しぶりにＮＨＫのラジオに出演しました。２月にも出番があったのですが、国会中継が延びて中止になったので約２か月ぶりの出演です。夕方の４時から始まる「関西ラジオワイド」のコーナーで、市町村便りの後に約１０分間、釣りや魚のことをしゃべっています。今回はヤリイカの話でした。
　
　ＮＨＫの放送が終わった後、ぽかぽか陽気に誘われて、ちょっと遅いかもしれないけど大阪城公園にある梅林まで足を延ばしてみました。ＮＨＫからだと１５分も歩けば到着します。
　人出はまばらでしたが、まだ、きれいに咲いている木もちらほら。白梅は盛りの過ぎたものが多かったのですが、紅梅はほぼ満開という木が結構ありました。
　天気が良くて暖かく、歩くのが少しも苦になりませんでした。この日の歩行距離は約７㎞、結構いい運動になりました。

　放浪の天才画家とか、日本のゴッホにもたとえられる山下清さんの作品展が、駅前の文化ホールで開かれていると聞いて出かけてみました。
　作品は、緻密な貼り絵を中心に油彩やペン画、陶芸など１４０点が展示されていました。代表作である自画像や長岡の花火などのほかに、ヨーロッパを旅した時の作品が数多く展示されていましたが、どれをとってもその緻密さにただただ驚くばかり。一つの作品を完成させるのに、どれほどの時間が費やされたのか、僕には見当もつきませんでした。
　この作品展は、４月１１日まで開かれています。