水曜日は、朝から雨。釣りに出かける気にもならず、かといって家でもんもんと過ごすのも厭だから、ふらりと一人で出かけました。
向かったのは、ここ。大阪天満宮の境内にある寄席の常設小屋、天満天神繁昌亭です。とりあえず昼席のチケットを買って、お昼を食べる事にしました。
何処へ行こうかなと思案していたのですが、ふと思いついて天満宮の亀の池にある星合茶家で受験生に大人気の”すべらんうどん”を食べることにしました。ここのうどんは箸でつかんだとき、本当に滑らないように工夫していあるのです。
すべらんうどんは、すべらん よろこぶ天神天うどん、すべらん よろこぶきつね、すべらん 天神ぎつねの3種類で、お代はいずれも400円でした。
ところが亀の池の星合茶家に着いてみると…。
こんな日でした。
ぎゃび~ん!。
とうとううどんは食べられず、すごすごと天満宮へ戻りかけると…
活 うなぎ の垂れ幕を見つけました。
久しくウナギにはお目もじしておりません。食べたい欲求が抑えられず、入ってみることにしました。
うな重が出来上がるまで、アサヒのスーパードライを1本空けてのどを潤し、万全の態勢(どないやねん)で出来上がりを待ちます。
炊きたてふうわふうわのご飯の上に、関西風のパリッと焼きあげたウナギが鎮座し、はよ食え、はよ食えとせかします。ウナギを箸で引き裂きながらツメが掛かったご飯といっしょに頬張ります。
気色のええご飯の食感と、突っ張り気味のウナギの味とが一体となって口の中に広がります。口福とは、まさにこれをいうのでしょうね。ツメは少し辛めの大人の味でした。
ツメが足りない人は、これで補充出来ます。気配りのお店でした。
亀の池 浪速
冨久ちりとあるので「てっちり」もいけそうですね。